親和中学校・親和女子高等学校

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本校の教育の特徴
親和の教育

多彩な能力をバランスよく高め、
いつも輝き続ける女性を育てます。

親和では、人間力、学力、国際力、情報力をバランスよく高め、さまざまな教育改革に取り組んでいきます。
変化の激しい社会を、たくましく生き抜くチカラを持った女子を育てます。

表

コース編成

人間力の育成

グループ単位の活動を通して人間力を高める「探究学習」。

「探究学習」とは、少人数のグループに分かれて、自分たちで課題を見つけて、調査・研究をし、ディスカッションを重ね、皆の意見をまとめて、プレゼンテーションする形式の授業です。「探究学習」を通して、さまざまな力の養成が期待できます。たとえば、自分たちで課題を見つけなければなりませんから、主体的に考えようとする力が身につきます。グループでディスカッションする中で、多様な考え方を受け入れつつ、皆で協力する姿勢も育まれます。まさに、主体性・多様性・協働性を体感する学びが展開されるわけです。

発表はポスターセッションの形で行われます。分かりやすいポスターにする工夫を凝らし、他の生徒からの質問に的確に答える努力をすることで、表現力が高まります。質問するためには、物事をしっかり見極める力も必要になります。ポスターに示された情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりの視点で考えることで、クリティカルシンキング(批判的思考力)も身につきます。そして、質問された生徒は、新たな課題に気づき、さらに研究を深めようという意欲を高めます。そうした学びの好循環が生まれる場になっています。

今後の大学入試では、知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力や、主体性・多様性・協働性が重視されます。総合的に人間力を高める「探究学習」は、そうした変化を見せる大学入試においても、必ず役立ちます。

国際力の強化

“国際交流プログラム”をさらに充実させて、展開していきます。

グローバル教育は、親和の伝統です。明治時代にすでに「民族や国境を越えて人々と協力し合い、高め合える日本女性を育てたい」と考えていた、校祖の精神を受け継いでいます。海外での活動を通じて「生きる力・学ぶ力」を育み、異文化を知ることで日本文化を再認識します。語学力や思考力の向上はもちろん、進路選択を広げる良い機会にもなります。

2019年度から、新たに「異文化探究研修」がスタートしました。対象となるのは、総合進学コースの中学1年生から高校1年生の希望者です。総合進学コースの生徒専用の国際交流プログラムが設置されるのは初めてのことです。研修先は、姉妹校の中国・東北師範大学附属中学校をはじめとして、ベトナム、カンボジアなど、アジアの学校との交流を予定しています。生徒は一人ひとり、自分なりのテーマを設定して、現地で調べ学習を行います。課題の発見・解決を、英語で行う貴重なチャンスになるはずです。現地の中高生と交流する場も用意し、異なる文化、価値観への理解を深めます。なお、本校の既存の国際交流プログラムは、一定の英語力を備えていることが、参加の条件になっていますが、「異文化探究研修」では、授業の受講やホームステイ体験などを実施しないこともあって、英語力の条件を課しません。生徒たちが、海外を経験して、英語の必要性を感じて、その後の英語学習のモチベーションを高めることも期待しています。

様々な国際交流プログラム

中学1年生〜高校1年生(総合進学コース)

異文化探究研修中国ベトナムカンボジア

研修先は姉妹校の中国・東北師範大学附属中学をはじめ、ベトナム、カンボジアなどアジアの学校をまわります。(年度によりプログラムは異なります。)一人ひとりが自分でテーマを設定して現地で調べ学習を実施。英語で課題の発見・解決を行うチャンスになります。現地の中高生との交流機会もあります。

エール大学との交流プログラムアメリカ合衆国

その年度にエール大学を卒業した女性アカペラグループの世界ツアーの一環として、本校でもミニコンサートを実施します。コンサート後には本校生徒が学校内を案内したり、共に書道体験をしたり、国際交流を行います。

中学3年生(Sコース)(3月〜4月)

海外ホームステイオーストラリア

実際に海外に出て、基礎的な英語表現でコミュニケーションをとることに挑戦します。現地で生活しながら、伝える楽しさを味わい、多くのことが学べます。ニュージーランドで3週間の実施になります。現地の名門女子高校で授業を受け、交流も深めます。

中学3年生(Sコース)(3月〜4月)※留学生の受け入れが条件です。

メルボルン短期交換ホームステイオーストラリア

オーストラリア・ビクトリア州で成績上位校に位置する『Mac. Robertson Girls’ High School(マックロバートソン女子高校)』と交換留学を実施しています。6月には相手校の生徒が来日し、本校に通いながら各クラスで一緒に授業を受け、親睦をはかります。その夏にメルボルンを訪問。3週間ホストシスターと一緒に学校生活を送りながら、交流を深めます。留学中には、アボリジニ文化の学習、オーストラリアの大自然との触れ合いなどの研修もあります。

高校1年生〜2年生(8月〜翌年6月)

カナダ・フィールドストーン・キングス・カレッジスクール
長期留学生派遣プログラム
カナダ

カナダ・トロント市の学校で行う長期留学プログラム(1年間)です。高校1年生2名まで参加できます。本校での成績と英検2級程度もしくはTOEIC550点以上を取得していることなど、派遣条件があります。留学中の単位も本校の単位として認定します。奨学金として約60万円を支給します。

渡航費、生活費、海外保険料は本人負担となります。

高校2年生(8月)※英検準2級程度の英語力が条件です。

オックスフォード大学英語・文化研修イギリス

高校2年の選抜生40〜50名が2週間、世界大学ランキング1位の英国オックスフォード大学の学生寮に滞在して英会話の特訓を受ける語学研修、英国体験プログラムです。オックスフォード大学の女子学生が各グループに1名ずつ付き、寝食を共にしながら語学や生活のアドバイスを受けます。ミュージカル鑑賞、アフタヌーンティーやフォーマルディナー体験など、イギリスの文化も学びます。

高校2年生(10月)

海外研修旅行シンガポールマレーシア

学年全体(両コース共に)でシンガポール、マレーシアを5泊6日で訪問します。(予定)

ICTを活用した教育の推進

電子黒板、タブレットで生徒が積極的に授業に参加する「アクティブラーニング」を推進します。

ホームルーム教室、特別教室など、全教室に電子黒板を設置しています。電子黒板は、コンピュータやインターネットとつながっていて、板書では不可能だった動画や音楽を表示でき、生徒の興味・関心を引き出します。生徒の解答を電子黒板で示して、生徒が皆の前で解説するなど、アクティブな授業も展開していきます。

高校1年生から、1人1台タブレット端末を導入します。いつ、どこでも活用でき、興味を持ったことを調べるなど、主体的な学びの姿勢が養われます。授業では、授業展開ソフトを活用し、インタラクティブ(双方向)な授業を実現しています。高校になったらフィリピンのネイティブ講師とマンツーマンで行う「オンライン英会話」、今後の大学入試で求められる高校時代の活動歴を記録する「eポートフォリオ」も、タブレットを用いて行います。

ICT教育環境の充実に伴って、教室の学びの風景は変貌します。教員の話を聞いて、板書をノートに写す授業ばかりでなく、生徒が自分の意見を発表したり、グループで話し合うなど、生徒が主体的に参加する「アクティブラーニング」を推進していきます。現在、ICTやアクティブラーニングに精通した教員を中心に組織された「アクティブラーニング委員会」において、ICTを活用した多彩な授業展開を研究中です。その成果は授業改善に役立てていきます。

学習環境の整備

「ラーニングコモンズルーム」を中心に主体的に学ぶ姿勢を高めます。

特別教室棟の一角に「ラーニングコモンズルーム」が設置されています。稼働式の机と椅子を配置し、学習の目的に応じて自由にアレンジすることができます。壁3面に電子黒板が設置され、パソコンのデータをすぐに映し出すことができます。「ラーニングコモンズルーム」は、「探究学習」の授業で使用されるほか、生徒が自主的に活用することも可能で、グループ単位の協働学習に適したスペースになっているのが特色です。たとえば、「探究学習」のチームで集まって、自分たちで決めたテーマについて議論したり、プレゼンテーション用のポスターを作成したりなど、多様な学びが展開されています。また、30席の個別ブースがある「自習室」も設置されており、生徒が集中して自習にとり組むことができる環境も整えています。

放課後、「ラーニングコモンズルーム」には、神戸大学の女子学生(大学院生を含む)を中心とした、学生チューターを配置します。学生チューターは、生徒の学習面の質問や、進路に関する相談などにも対応します。現役大学生から直接、大学生活の魅力を聞くことは、貴重な経験になります。神戸大学は親和から最も近い大学です。学生チューターが、生徒たちの良きロールモデルとなり、神戸大学へのあこがれの気持ちが高まることも期待しています。

大学入試改革への対応

知識・技能の強化や英語外部テストへの対応など大学入試改革への対策も万全です。

2020年度以降の大学入試では、「知識・技能」に加えて「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性」が重視されます。学力、人間力をバランスよく高める親和の教育が真価を発揮できると考えています。独自の「探究学習」を通して、人間力を強化した生徒たちは、新しい学力要素も十分に備えているからです。「ラーニングコモンズルーム」を活用することで、より主体的で多様な協働学習の場も充実します。

?当然のことながら、2020年度以降の大学入試においても、「知識・技能」が不要になるわけではありません。しっかりと学力を向上、定着させることが大切です。そこで開講しているのが「親和ゼミ」です。高校3年生の部活動を終了した生徒を対象に、土曜日の放課後、2コマ開講します。「親和ゼミ」を担当するのは外部講師で、いわば校内予備校のようなスタイルになります。受験に特化した内容の講座で、実践力を磨きます。

近年、大学入試において、英語の試験で4技能(読む・書く・聞く・話す)を課すことが議論されていまが、現実問題として、とくに「話す」能力を大学入試で測定するのは困難です。そのため、英語外部テスト(英検、TOEFL、TEAP、GTECなど)を活用する大学が増えています。2021年1月にスタートする「大学入学共通テスト」では、英語外部テストが併用されることが決定しています。個別試験でも、英語外部テストの成績提出を求める大学が増えています。こうした状況に対応して、本校では、週に1回、放課後に「英検講座」を開設し、英検の資格取得をサポートしています。