親和中学校・親和女子高等学校

第73回生 卒業おめでとうございます

2021.03.02

2月27日(土)、親和女子高等学校第73回卒業証書授与式が 行われました。

新型コロナに係る緊急事態宣言が出ているため、規模を縮小して実施しましたが、厳粛な中にも温かく、感動溢れる卒業式となり、第73回生180名は清々しい笑顔で巣立っていきました。


規模を縮小するため、出席者は3年生と保護者(各家庭1名) に限定、来賓もできるだけご遠慮いただきました。

そして卒業証書は代表受領、来賓祝辞は割愛、歌も省略するなど、式自体も時間短縮を図りました。また、感染予防のため参加者はマスクを着用しました。

73回生にはコロナ禍のため盛大に祝福することができず、関係行事も中止するなど申し訳ありませんでした。それでも卒業証書授与では担任の先生が一人ひとり に万感の思いを込めて呼名をしました。

そしてその呼 名に凜として応える生徒の姿に保護者の方々も18年間 の様々な思いがこみ上げてきたことと思います。

在校生代表送辞は卒業していく 先輩への尊敬の気持ちにあふれた温かく心に染みる送辞でした。


それに応えた卒業生代表の答辞も胸を打 つものでした。

6年間の思い出、そして特に高校3年 生は全国一斉休校で始まり、文化祭や部活動など3年 生にとって最後の舞台が失われたこと。

それでも仲閒 がいることの大切さを痛感し、何より誰1人新型コロナに感染せずに73回生みんなでこの日を迎えられたこ とを心から嬉しく思っていること。

また、明るくて笑いの絶えないみんなと過ごした日 々は大切な宝物で、この先辛いことがあってもみんな と築いてきた思い出が私たちを支えてくれると信じて いる。

こんなにも最強で最高の仲閒に出会えて幸せですと。

そして後輩や恩師、両親への感謝の言葉に溢れ る感動的な挨拶でした。


式後はさわやかな青空の下、ピロティで全体写真を 撮り、最後のHR。

その後も友達や先生方と最後まで 別れを惜しみながら卒業生は巣立っていきました。


73回生180人、みんな笑顔の似合う心優しい、いい <ピロティで記念撮影> 生徒でした。

73回生のためにご尽力い ただきました教職員、育友会、汲温会の方々はじめ、すべての皆様に心より感謝申し上 げます。ありがとうございました。

73回生には親和の卒業生としての自覚と誇りを持っ て、胸を張って力一杯自らの人生を切り開いていってほしいと思います。

73回生の輝か しい前途に幸多かれとお祈りいたします。

                         親和女子高等学校 校長 竹内弘明