親和中学校・親和女子高等学校

2025年 女子部・共学部併置(申請中)に関する記者発表を行いました。

2024.06.19

6月18日、親和中学校(神戸市灘区)は、2025年4月より、従来の女子校の伝統を継承する「女子部」と男子とともに人間的成長を促す「共学部」を併置する学校(中高一貫校としては初※本校調べ・申請中)として新しい教育に挑戦することについて、記者発表を行いました。

冒頭、親和学園理事長山根耕平が、VUCAの時代や少子化に伴い、加速度的に変化する社会に対応するため、学校のあり様も変化していく必要があり、人種・国籍・性別・文化等の違いを超えて他者と協働して社会の課題解決に取り組む人材の育成、AIに代表されるテクノロジーの進歩を人間のウエルビーイングに最適化する人材の育成という2つの役割が教育に求められている中で、親和中学校が果たすべき使命として「女子部」と「共学部」の併置という新しい教育システムにより、「スクールイノベーション」を起こしたいとの学校改革の趣旨を説明しました。

続いて、親和中学校校長中村晶平が、今回の改革に至った経緯、新しい学校像、「女子部」も「共学部」も目指す目標は同じであるが、達成するための環境・過程が異なることで将来の人材育成に大きな差異が生まれ、自分を伸ばしやすい環境に身を置き人間力をつけてくれることに期待していると説明しました。

次に、入試広報部の織田香中子教諭(理科)が、今年度から改編した「スーパーサイエンスコース」「スティーム探究コース」「グローバル探究コース」が目指す実践的かつ探究的な学びの特長、2024年度に指定を受けたSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取り組み事例を紹介し、今後の新しい教育として今年度からスタートしていることを説明しました。

最後に、本校と教育連携する開智学園理事長であり、本学園の学園長に就任した青木徹が、新しい親和中学校が目指す探究的な学びを通して新しい進学校として「名門復活」(かつての栄光を乗り越える)を目指し、スローガンとして「共学トップ校になる」ことを力強く宣言しました。

※記者発表の様子につきましては、下記の関連リンクをご覧ください。


山根理事長-説明要旨

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