歴史・沿革

歴史・沿革

校祖の友國晴子先生の教育への思いは
今も親和の「心」として守られ
新たな時代へと受け継がれていきます

明治 20(1887)年に親和女学校として開校した本校は、神戸市でもっとも古い女子校です。
校祖の友國晴子先生は、女子に対する教育軽視の時代にあって、学びへの熱い思いを生涯もち続け、生徒とともに校舎内で起居し、同心同行の実践教育を行いました。
以来、本校では校祖の教育観を基本理念とした教育を一貫して行っています。それは「婦人の徳を養成するを目的とす」という精神に示されるように、人間形成を第一におく教育です。
心豊かで、知を備え、美しく生きる女性の育成をめざし、長き伝統の上に新たな時代を築いていきます。

親和学園 校祖 友國 晴子

親和学園 校祖
友國 晴子

校祖室

校祖室

開校当初に友國先生が起居していた部屋を現在の校舎内に再現。当時の貴重な品々も残されており、親和の歴史の原点がここにあります。

校祖碑

校祖碑

正門玄関には、友國先生の偉業をしのぶ石碑があり、生徒たちの登下校の風景を見守っています。新入生は4月に、高校3年生は2月に、校祖の眠る須磨の浄徳寺へ参拝し、入学・卒 業の報告を行います。

学園のあゆみ

明治20 (1887)年 親和女学校として開校。
神戸元町、善照寺本堂を仮設舎とする。
明治25 (1892)年閉校された親和女学校を校祖友國晴子が独力で再興。
明治29 (1896)年下山手7丁目に新校舎完成。
明治41 (1908)年親和高等女学校となる。校章・校訓を制定。
大正6 (1917)年校歌を制定。
昭和12 (1937)年スキー訓練を始める。
昭和22 (1947)年親和中学校を併設。中学校が義務教育となる。
昭和23 (1948)年親和高等女学校が親和女子高等学校となる。
昭和25 (1950)年親友会(生徒会)が誕生。役員選挙の実施。
昭和41 (1966)年親和女子大学(現:神戸親和女子大学)を開学。
昭和62 (1987)年創立100周年記念式典を行う。
平成元 (1989)年六甲新校舎が完成。
平成7 (1995)年阪神・淡路大震災により、中学棟が使用不能。
平成9 (1997)年新中学棟竣工。新運動場も完成。創立110周年。
平成13 (2001)年親和中学校・親和女子高等学校
図書館開設50周年。
平成14 (2002)年神戸親和女子大学 大学院を開設。
平成28 (2016)年神戸親和女子大学附属親和幼稚園を開設。
平成29 (2017)年創立130周年を迎えました。

学校法人親和学園

1887年、「新しい女性の創造」をめざして開校した親和女学校が、親和学園の始まりです。