文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について

SSH

文部科学省
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定

ますます理数に強い親和に
SSH:Super Science High School

親和が理系に強い所以

SSHとは、将来の国際的な科学技術人材を育成するため、先進的な理数教育を実践する高等学校を文部科学省が支援する制度で、独自のカリキュラムによる授業や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習が可能となります。

親和中学校は以前から理科の実験が多いと評判でした。教師が行う実験を見るのではなく生徒自らが実験を行うことで理科への興味や関心を深め、伝統的に約半数の生徒が理数系に進学をするほどです。今回SSH指定校となり、さらにハイレベルな理数教育に取り組むこととなりました。生徒の創造性や独創性を高める授業や、大学・企業と連携した共同研究を実施し、課題を解決する能力を養う生徒を育成することを目指します。

本校は2025年度から女子部に加えて共学部を設置します。中学生、そして男子生徒も加えた中高一貫のプログラムで将来の国際社会のリーダーとなりうる人材を多数送り出したいと考えています。

「親和」✕「SSH」で生み出されるハイレベルな内容

  • 1.学力及び科学的な「読解力」の向上

    書かれている文章を正しく理解し、熟考する能力はあらゆる学びの基礎となります。この読解力向上のために「共読」の授業を設けています。1冊の本を各グループで読み、その感想や著者の考えについて意見を出し合いディスカッションします。読書から得られる知識だけでなく、思考を深めるトレーニングになり、また多様な視点、考え方に触れることで他者への共感や他者を尊重する態度を学ぶことができます。

  • 2.視野の拡大を目指す多様な研修プログラム

    先進的な研究を行っている国内外の施設や大学・企業への訪問研修を積極的に行っています。さまざまなエキスパートから専門的な話を受講したり、多様な経験の機会を提供することで視野を広げ、未知の分野を知り、将来的な進路の選択肢を増やすきっかけにつなげていきます。研修先では他のSSH指定校との交流もあり、それが生徒たちのいい刺激となって自らの研究や取り組みに影響を与えています。

  • 3.体系的・系統的に理科・数学が学べるカリキュラム

    理数系の学びは基本的な概念が土台となり、次第に複雑な知識やスキルへと発展していきます。基礎をしっかり理解することで、新たな内容にスムーズに取り組むことができ学習効率が向上します。親和は体系的・系統的な学びを重視。とくに親和中学に入学した生徒たちは中高一貫6年間の長いスパンで計画的に、かつ、段階を追って理解を深めていくカリキュラムが用意されています。

  • 4.生徒の自主性に重きをおいた課題研究

    親和は従来から生徒自らが課題を見つけ、その解決を図っていく探究学習に注力してきました。SSH指定となった今も、興味や関心をもとにテーマを見つけ研究課題として取り組んでいます。教師が与える課題に頼るのではなく、生徒一人ひとりが自主的に探究するこの授業スタイルは、生徒の主体性を重んじるとともに、学びの本質的な楽しさを体感でき、問題解決能力や創造的思考を大きく育てていきます。

活動紹介

  • SSHの取り組みを