11月29日（土）、本校近隣の皆様を対象に『第1回 親和書道公開講座』がはじめておこなわれました。
地域に開かれた学校として地域の方々との繋がりを深め、本校の魅力を幅広い世代の方に知っていただく機会をつくっていこうという試みです。
ご夫婦で、親子で...など、6歳〜86歳まで18名の方に申込みされ、ご参加いただきました。

今回のテーマは、この季節ならでは...『年賀状を書こう』 〜筆や炭を使って楽しく年賀状を作りましょう〜。
本校　書道科：池田教員より、資料の確認と書体の説明がありました。書体の説明は来年の干支「羊」を、様々な書体で書き上げ、たくさんの見本ができあがりました。

　　
（講座の説明風景／様々な年賀ハガキの見本が用意されました）


　　
（教員による書の模範／同じ漢字でも書体が変わると、字の印象も違ってきます）


その後、各個人が選んだ書体で書をすすめていきました。本校 書道部の生徒8名も加わり、半紙やハガキの手渡しや墨の準備など、講座運営の補助に励みました。
「羊」の漢字を入念に練習している方、筆をいろいろ変えて書体にこだわっている方、ご自身が書きたい字体を実際のハガキに書いていらっしゃる方、一つの作品ができあがるごとに一喜一憂される方など、自分のペースで思い思いの時間を有意義に過ごしていらっしゃいました。

受講生の皆さん同士でお互いの書を褒めたたえたり、書道部の生徒に質問したり...と、和やかで温かい雰囲気のまま、あっという間に講座の終了時間となりました。

　　　
（書道部の生徒も、講座の運営に頑張りました！）

　　
（集中力を高めて、真剣に書に向き合っています）

終了後、書道部の皆さんからは、「楽しかった」「書道を通じて、世代の違う方と話をしながら講座ができたのが良かった」との感想が多く聞かれました。



◆受講生の皆さんのご感想◆
・40数年ぶりに筆を持ちました。貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。
・娘がはじめて書道にチャレンジしました。子供なりの素直な筆づかいを見ることができて楽しかったです。
・初心者でもわかる教材から入っていただいたので、わかりやすかったです。
・生徒の皆さんが協力してくださったことに感謝します。
・地域の発展にぜひ貢献してほしいです。次回の講座も参加します。
※また、参加された男の子が「先生、また来るね」と言って帰られました。

今後もこのような機会を通じて、多くの皆さまに親和を体験していただき、地域に貢献できればと思っています。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。また、本校で会える日を楽しみにしております。