親和中学校・親和女子高等学校

[進路指導部より] 神戸大学の大学説明会が行われました。 【6月12日】

2015.06.17

先日6月12日(金)、本校では初めてとなる、国立大学法人神戸大学の説明会が講堂で実施され、高校生(1〜3年)・保護者あわせて約160名が参加しました。
参加人数が多くなった関係で、神戸大学からは入試課長の稲垣様に加え、入試企画グループの糸井様が来校されました。本校の申し出にご協力いただき、ありがとうございました。

大学概要の説明では、大学の歴史と伝統や組織(学部・学科・大学院研究科、研究所など)、進路・進学状況などについてのスライドに続き、DVDで11学部12学科の紹介をしていただきました。
海外企業との共同研究費の受入額としては国内トップ水準であり、世界最高水準の総合大学をめざし発展を続ける神戸大学の姿がよくわかりました。

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そして、「それでは〜、」と前置きをしてから始まった大学入試についての説明では、AO入試や公募制推薦入試などについての概要をお話しされた後、「今日は親和女子高等学校さんへ来るのでデータを持ってきました。」と仰って現在から11年前までの本校の神戸大学受験者数のデータが示されました。

10年前には毎年約80名いた受験者が昨今では20名前後しかおらず、稲垣様より「(10年前を見て)皆さんの親和女子は、本来こんな学校ですよ!」と激励されました。
当時は20名近くいた合格者も今春は5名となり、当たり前のことですが、受験者数(最後まで神戸大学に、諦めずに挑戦しよう!というガッツある生徒の数)を増やさなければ合格者数も伸びないと、教員も改めて痛感した瞬間でした。


先日の大阪市立大学の説明会でも同様のことをお話しされていましたが、「本当に納得できる進学先を選び、最後まで諦めずに努力することです!"入れる大学"を探せばどこかあるでしょう。難関を目指すことを諦めれば、楽になりますが、神戸大学に進学するチャンスはなくなってしまいます。」と熱く激励していただきました。
「センター試験だけ点をとらせるような指導をする所に行ってはいけません。神戸大学の個別試験は必ず記述です。手を動かして自分で答えを考え出さなくては合格できません。」とも指摘され、さらに「先生方、(神戸大学の)赤本を手にして生徒さんが質問に行きます。どうぞ、それに答える準備をしておいてください。」と、我々教員にもメッセージがありました。


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本校から歩いてわずか10分程度で着く距離にありながら、このところ「近くて遠い」存在となった神戸大学ですが、親和生に最も人気が高い大学であることに変わりはありません。
「行けるものならいきたい」というのが皆さんの本音ならば、それを叶えるべく頑張ってほしいと思います。


我々、進路指導部としては、今後も皆さんの知りたい進学や勉強に関わる情報を積極的に紹介していきます。
「近くて近い神戸大学」にして行きましょう。

最後まで諦めずに「これ以上ない!」ってくらい、一緒に頑張っていきましょう!