11月6日（金）16時より、同志社大学 入学センター入学課入学広報係 岩倉有孝氏をお招きし、入試説明会を実施しました。

説明会では、同志社大学教育理念から入試制度、採点基準など幅広いお話がありました。



岩倉氏自身は、同志社大学を卒業されてから、長年大きな企業で勤務されていたこともあり、企業人からの目線と大学側の立場でお話してくださいました。

なかでもグローバル化が進む社会でとくに求められる力はコミュニケーション力で、それは単に英語ができるといったことではなく、日本語でも自分の考えを伝えることができる力を身につけてほしいと強調されていました。

同志社大学では、こうしたコミュニケーション力を学べる環境が整っており、その一つが今出川キャンパスのラーニングコモンズであったり、派遣留学から早稲田大学との国内留学制度にわたる多様な留学制度であったりと具体的に紹介されていました。

同志社大学の入試では、どの教科も記述力が求められ、入試制度の冊子の出題者解説を通して出題者のメッセージを汲み取って対応してほしいということでした。

基本的には普段の授業を大切にして真面目に取り組んだ人が報われる入試で、たとえば地歴の問題では元寇や墾田永年私財法などの漢字が正確に書けるかどうか、英語の長文読解では難解な単語であっても前後の文脈から類推できる力をみているといったことも挙げられていました。

お忙しい中、ご説明いただきました岩倉有孝氏には心より深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。