親和中学校・親和女子高等学校

第68回 卒業証書授与式を挙行しました【3月1日】

2016.03.02

3月1日(火)高校卒業式を行いました。
親和での学校生活最後の締めくくりの日です。


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この日、寒の戻りの中を通い慣れた坂道を先ず卒業生が上がってホームルームに集合しました。
高3の教室に向かう廊下には中1が丹精込めてこしらえたメッセージ入りの桜の花が、各教室の後方にある黒板には高3が卒業への感謝を込めた力作が描かれていました。

生徒の登校から約1時間後、保護者の方々が我が子の通学路をなぞってご来校されました。

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講堂では、10時の定刻に開会し、皆の拍手の中、胸にコサージュを着けた卒業生が入場しました。卒業生が一人一人呼名され、「はい」という返事-卒業証書が校長先生の手から卒業生に渡されました。

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一同着席し、校長式辞の後、理事長・育友会長・汲温会長とご来賓の祝辞が続きました。そして、在校生の送辞に続き、卒業生代表の答辞の際には、母校への愛にあふれた卒業生の間から抑えきれないすすり泣く声が聞こえ、白いハンカチが座席の合間を行き交い、答辞を読み上げる声も時々途切れる一幕もありました。

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保護者の皆さんの間にもハンカチが見え隠れします。保護者代表のご挨拶のことばには、入学するまでの努力と入学の際の大きな制服、入学後の努力と成長が自然走馬燈のように出てきていました。
皆さん、本当に大きくたくましくなりました。

本校の卒業生はまことにこの国の伝統に則っています。締めくくりとして卒業生を送る歌「送別」そして、卒業生は「告別」で最後を締めくくり、また暖かい拍手の中を退場しました。

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その後はピロティ(中庭)に集まり、卒業証書を手に集合写真の撮影、それから、これも忘れられない親和の伝統「マイムマイム」を思い切り踊りました。

各クラブの集まりでは、先輩から後輩へもう一度、そして、最後のことばが贈られます。
友人同士、あるいは保護者の方と、また6年間をともにした先生方と写真におさまる風景がピロティから中学棟の中庭いっぱいに広がっていました。歌詞をかえて歌声を響かせるクラブ、先輩ごとにアルバムを作ってプレゼントするクラブ、普段の部活の練習を最後に大きな声でおこなうクラブ-女の子らしい思い出の一瞬をみんなで作っていました。

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その華やいだ景色の上から小さな雪がひらりひらりと舞い降りていました。"青春"の風景を切り取った「なごり雪」という歌とその歌詞を思い出しました。

卒業生の皆さん、保護者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

卒業生みんなの笑顔が明日も明後日もずっと続きますように!!
そして、また、母校にも元気な姿を見せてくださいね!