3月12日（土）、本校近隣の皆様を対象に『第4回 親和書道公開講座』を行いました。
地域に開かれた学校として、地域の方々との繋がりを深め、本校の魅力を幅広い世代の方々に知っていただく機会をつくっていこうと、昨年からスタートした今企画も第4回目を迎えました。

今回も親子で、ご夫婦で...など、小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い年代の方々にご参加いただきました。

今回のテーマは、『楷書を学ぼう』〜書道の基本書体の楷書を楽しもう〜。

楷書と一口にいっても、時代や場所、作者によって様々に変化しており、同じ書体でもその表情は様々です。
プリント資料で実際の書を参照していただきながら、本校教員より筆の使い方や字形（起筆や収筆、転折）など、それぞれ特徴についての説明がありました。

　　
（講座の説明風景／筆使いなどの特徴をワンポイントアドバイス。）

その後、資料の見本を参考に、皆さんの好みに応じてさっそく書いていただきました。
小さなお子さんには、教員が平仮名で書いた見本にならって、本人の名前を書いてもらいました。資料の見本を真似て、難しい漢字に挑戦するお子さんも...。

　　
（練習風景／皆さんの熱心さが伝わってきます。）

途中、教員が実際に書き出しや線の強弱の例を示したり、皆さんの机のそばで筆使いのポイントやちょっとした工夫をアドバイスしたりと、書をすすめてゆくにつれ教室全体も和気藹々とした雰囲気に包まれていきました。
本校の書道部員もお子さんたちからの質問にこたえながら、半紙や墨の補充など、運営のお手伝いをさせていただきました。

　　
（教員・書道部員による書の見本）

講座の最後には、有意義な時間の締めくくりとして、各自で色紙を作成いただきました。いずれも皆さんの気持ちのこもった力作ぞろいでした。



今後もこのような機会を通じて、多くの皆様に親和を体験していただき、絆を深めて地域に貢献できればと思っています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。また本校でお会いできる日を楽しみにしております。