向田校長が中1の 「道徳」の授業をおこないました。【9月】
2016.09.28
校長の授業から 校長 向田 茂
※授業に臨んだ思いをお伝えします。
これまで校長として生徒の前で話す機会は、入学式、卒業式のあいさつなどに限られていましたので、私は大変寂しい思いをしていました。
そこで、今年度は思い切って、中1の先生方にお願いして、道徳の授業を毎月一回だけ担当させてもらうようにしました。
私が生徒に伝えたいのは、"校祖先生が親和女学校を建学された思いと本校の校訓の精神をしっかり自覚してもらいたい"という点に尽きます。
ところで、毎回堅い話をする前に、少しばかりの余談から入るのですが、先日は体育祭も近づいてきているので、百年前に行なわれた本校の運動会の絵葉書を見てもらいました。
これには残念ながら、私の話よりも大きな反響がありました。生徒たちの表情から、今練習しているカドリールが百年も前の先輩から脈々と受け継がれてきたものだという驚きとともに、自分たちもそれをしっかり受け継いでいかなければならないという思いが伝わってくるようでした。百年後の後輩たちが体育祭でどんな演技を見せてくれるのか、今から楽しみにしています。
歴史と伝統の中で培われてきた"親和魂"を誇りとしながら、心身ともにしなやかでたくましい人として成長してほしいと願いながら、これからも道徳の授業に力を入れて取り組みたいと思っています。
※体育祭は今年度、9月29日(木)におこなわれます。
中1のフロアには、道徳の授業で見せた絵葉書が拡大して展示されています。
(中1のフロア掲示)
(昔の"カドリール"の様子)
("カドリール"が裏面に掲載された郵便はがき ... 今となっては貴重な珍しい代物です!)