親和中学校・親和女子高等学校

「社会で活躍する女性による講演会」を実施しました。【7月10日】

2018.07.27


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10日(火)に京都大学iPS細胞研究所より、国際広報室特定研究員の佐々木あやか氏をお招きし、社会で活躍する女性による講演会を実施しました。

講演会では、
はじめに佐々木氏ご自身の高校進学から
現在のサイエンスコミュニケーターにいたるまでの経緯を
わかりやすくお話していただきました。
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とくに、中学3年のとき、
自宅から65km離れた盛岡の高校へ進学したい理由を母親に説明する際に、
もっと勉強したい、
独学できるほどの知識がない、
もっと勉強している人にたくさん会いたい、
と答えた佐々木あやかさんの勉学に対する情熱は、
生徒たちに強いインパクトを与えたようです。

また高校1年のときの進路相談のときには、
化粧をせずにスニーカーで働きたい、
生物も好き、
倫理や現社も古典も英語も好きと言った佐々木氏が、
担任の先生から「それなら東京大学に進学し、研究者になることだ」とのアドバイスを得て、
それを素直に実現させたこと、
そして、ご自身の好きな「科学」と「話すこと・書くこと」をかけあわせて
現在のサイエンスコミュニケーターの道に進まれた道のりを
わかりやすく伝えてくださいました。

さらにiPS細胞の2つの特徴である、
たくさん増殖できることやいろんな細胞へ分化できる機能、
それを活かした再生医療や薬の開発のこと、
ご自身のサイエンスコミュニケーターの仕事の内容についても、
端的にわかりやすくご説明いただきました。

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ご多忙の中、お話いただきました 佐々木あやか氏 に対しまして、
心より深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。