12月19日（水）、高校１・２・３年生を対象にして「人権について考える講演会」を実施しました。
当日は、京都女子大学より、特命副学長・地域連携研究センター長の竹安栄子先生をお招きし、
これからの政治分野における男女の役割
～政治分野における男女共同参画推進法の意味～をテーマとしてお話ししていただきました。

　　　

はじめに、
日本は１９８５年に「女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」を批准したのにも関わらず、
いまだに男女格差を示すジェンダーギャップ指数は１１０位（１４９か国）に留まっていることをはじめ、
政治分野・経済分野・教育分野などの領域で、
女性の活躍とはほど遠い日本社会の現状と課題の説明がありました。


次に、世界がクオータ制などのポジティブアクションでジェンダーギャップを乗り越えていったこと、
多様化が進む社会からそうしたことの必要性や
これからの世代が意思決定領域の政治にもっと関わる必要性などを熱く伝えてくださいました。

今回の講演会でお世話になりました竹安栄子先生には、心より深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。