『第2回 親和書道公開講座』を行いました。
2015.02.28
2月28日(土)、本校近隣の皆様を対象に『第2回 親和書道公開講座』を行いました。
地域に開かれた学校として地域の方々との繋がりを深め、本校の魅力を幅広い世代の方に知っていただく機会をつくっていこうという試みから、11月29日(土)に第1回を実施し、多数のみなさまにご参加いただき、ご好評を得て、今回開催の運びとなりました。
今回も7〜77歳と幅広い年代の方々25名にご参加いただき、前回に引き続きご参加いただいた方が7名いらっしゃいました。
今回のテーマは、『篆刻(てんこく)』〜作品に押すはんこをつくりましょう〜
篆刻印とは、主に書道や絵画などの書画作品に落款(サイン)として押される印のことをいいます。
篆刻によってできた印鑑は、普段使っているはんことはまた違った趣を楽しむことができます。
用途も書道作品にだけでなく、年賀状やはがき、お手紙や名刺のアクセントとして押しても風合いが出ます。
今回の講座では、各自印をつくりました。
まず、本校 書道科教員より、印の歴史、用具・用材の説明と篆刻つくりの手順などの説明した後、教員による書の模範がありました。
(講座の説明風景)
(教員による書の模範)
事前に教員が、各受講生のお名前の1文字を、篆書で書いたものをご用意し、それを見本に字書で検字をしたりして、刻む文字を決め、各々で書をすすめていきました。
(集中して取り組まれています)
みなさん非常に熱心に取り組まれ、真剣そのものでした。
本校 書道部の生徒もお手伝いとして、講座運営の補助に励みました。
(書道部の生徒も、講座のお手伝い!)
今回は印刀で刻す作業があり、印面を大胆に彫るのがポイントと指導がありました。
そのため、印刀の持ち方や運刀の方法には慎重に説明がありました。
わからないところは、教員に相談しながら手直しは一緒に行いました。
最後は彫り残し部分などを補刀し、印箋に押印して完成です!
(篆刻完成!!!)
世界に一つだけの自分自身のあじのある印に仕上がり、みなさん満足気で、「早速なにに使おうかな」と、みなさんとても嬉しそうでした。
親子でご参加の方々は、子どもさんとのものづくりを楽しむ貴重な時間となったようです。
参加者からは「次回も楽しみにしている」など参加して良かったという声が多く寄せられました。
今後もこのような機会を通じて、多くの皆さまに親和を体験していただき、絆を深めて地域に貢献できればと思っています。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
また、本校で会える日を楽しみにしております。